探偵と警察それぞれのちがい
探偵と類似した職種として警察があげられることが多いと思います。探偵と警察は何が違うのでしょうか。

まず公的な機関ではないという点で、探偵は民事的な依頼を請け負うことができます。
家庭のことや浮気など民事事件と呼ばれるものですね。それに対して警察は刑事事件を請け負います。
犯罪的な要素の強い事件は警察が対応することになるのです。
私たちは刑事的な事件より民事的な事件のほうが関わりが深いと思います。そういった意味では仕事内容の幅が広い探偵の方がより利用しやすい機関であるといえるかもしれません。

また事件前に動けるはやさも違います。警察は依頼者本人に実際に危険が迫っていないと動くことが出来ません。
公的な機関ですから動くにも難しく複雑な手続きが必要になってくるのです。
しかしながら探偵はそういったものはありませんので、依頼を受ければすぐに行動ができます。

探偵はフットワークが軽い反面、逮捕に関する権限があまり強くありません。あくまで民間人ですので現行犯でないと逮捕することができません。

また、依頼人が支払う。金額にも大きな差があります。探偵への代金は依頼人が払いますが警察への代金は税金から支払われます。

警察と探偵のそれぞれの利点を把握して、うまく使えるといいですね。